さいたま市議会令和7年2月定例会が、本日から3月13日までの会期38日間で開会します。
定例会の冒頭、さいたま市消防音楽隊による演奏会が本会議場で開かれました。議場での演奏会は19年ぶりの開催で、文化・国際議員連盟主催によるものです。現役消防士を含む25名の演奏に、議場は議員や市職員、市民からの拍手に包まれました。


その後、市長の施政方針、教育長の教育行政方針、議案説明などがありました。
令和7年度当初予算議案を含む予算議案33件、条例議案31件、一般議案21件の計85件を審議します。議案は資料検索システムよりご覧ください。

主な議案は以下の通りです。
〇職員・教職員の育児休業等に関する条例を改正
・時間外勤務の免除を申請できる職員を、3歳未満の子を養育する職員から、小学校就学前の子を養育する職員に改めるもの。
〇不登校児童への多様な教育機会を確保
・学びの多様化学校(いろどり学園小学部と中学部)を設置するもの。
〇消防団条例の一部改正
・出動報酬の金額の見直しと退職報奨金の勤務年数区分に新たに「35年以上」区分を追加するもの。
〇ゼロカーボン・生物多様性基金条例の制定
・ゼロカーボンシティの実現及び生物多様性の保全に関する事業の実施に必要な経費の財源確保のため基金を設置するもの。
〇避難所等に配置する備品等の購入
・要配慮者の利用を想定した段ボールベッドと屋外用シャワーを購入。
〇防災・減災、国土強靭化の推進及び良好な学習環境を確保
・小学校及び特別支援学校の体育館空調設置に向けた設計、トイレ改修工事の設計。
あすは閉会中に各委員会へ付託された請願審査について、文教委員長として出雲圭子(西区)、市民生活委員長として松本翔(岩槻区)が委員長報告を行います。委員長報告に賛成の立場から高柳俊哉(中央区)と出雲圭子が討論を行います。
今定例会に上程された議案に対する質疑には、永井里菜(北区)が登壇します。
本会議は、インターネット議会中継が配信されていますので、ぜひご視聴ください。
今定例会も立憲民主・無所属の会さいたま市議団の活躍にご注目ください。