改選後初めてとなった民主改革さいたま市議団主催の市政報告会は、去る11月7日(土)に新型コロナウイルスの感染拡大防止を考慮して完全オンラインで開催しました。
司会を三神尊志幹事長が務め、第一部では団長の阪本克己による挨拶、所属議員17人の自己紹介ののち、総合政策・文教・市民生活・保健福祉・まちづくりの各常任委員会報告を行いました。
第二部は、講師に城西大学経営学部教授伊関友伸氏をお招きし、「新型コロナウイルスとさいたま市の医療」と題した講演、小川寿士政策調査会長との対談及び質疑応答を行いました。
伊関教授からは、「今までのベッド数の削減や病院の統廃合が今回のこのコロナ禍での医療体制のひっ迫、医療崩壊を招いた」、「小児科や病児保育が減ってしまう危機に今後直面する」、「埼玉県の人口当たりの医師数は全国ワースト1位となっており、医師の確保と育成が必要。将来のさいたま市の医療提供の安定化のために今は投資の時期である」等、ご示唆をいただきました。
その後会派への質問事項をみなさんからチャットでいただき、担当議員が画面を通じお答えしました。顧問の添野ふみ子より閉会の挨拶を行い、あっという間の2時間でした。
アンケートでは「伊関先生の講演はわかりやすく、地域医療のあり方や国や自治体の支援・関与についても刺激を受けた」、「2時間という時間の中で盛りだくさんで時間不足、委員会報告が早口だった」、「議員の活動紹介について時間をもう少しとっても良かったのでは」、「自分の住む街を真剣に考える良い機会になった」
などの声をいただきました。
また今回はオンライン開催のみでしたが、みなさんからはオンラインと会場での同時開催の声もいただきました。