今日は、さいたま市の放課後児童クラブについて会派勉強会を開催しました。
本市の放課後児童クラブの待機児童数は224人(令和3年4月1日現在)となっており、待機児童の解消が喫緊の課題です。
市は民設の放課後児童クラブの開設を積極的に進める一方、次のような課題もあります。
①新規開設に係る物件探し
②物件探しの初期費用
③開設後の安定的な運営
④人員確保とその定着
⑤保護者負担の軽減
⑥クラブ規模の適正化
わたしたちの会派ではこれまでも、委託金の基準見直しや放課後児童支援員等の待遇改善などを執行部に提案し、青少年育成事業の拡充につなげてきました。
特に委託金については、さいたま市の基準と国の基準の差異が発生しています。民主改革さいたま市議団の代表質問を契機に、その是正に向けてさまざまな検討や取り組みが始まっていることを今日の勉強会でも確認しました。
今後もクラブ運営側の声をしっかりと執行部に届け課題解決を図るとともに、市民の皆さんには現状と対応策を正確にお伝えし、放課後の子どもたちの受け皿を作っていけるよう我々も努力を続けて参ります。(浜口)