【4月臨時会】

 4月28日は、さいたま市議会4月臨時会が招集されました。市役所の位置の変更に関する「さいたま市役所の位置に関する条例の一部を改正する条例の制定について」ほかを審議。位置条例の改正案は採決の結果、賛成多数で可決されました。

 位置条例案の内容は、さいたま市役所の位置を現在の浦和区常盤6丁目4番4号から大宮区北袋1丁目603番地1に改めるものです。


 本庁舎整備のあり方については、旧浦和・大宮・与野の3市合併にあたり2000年に調印した「合併協定書」に基づく検討事項のひとつであり、さいたま市誕生以来の大変重要な課題です。


 また、地方公共団体の事務所(市役所)の位置変更は市民に重大な影響を及ぼすことから、議会の意思決定も慎重に行う必要があります。


 そのため、議決は通常の過半数ではなく、地方自治法により出席議員の3分の2以上(議長含む)の賛成が必要となる「特別多数議決」が適用され、表決は記名投票で行うこととなりました。

 28日午前10時に始まった本会議。議案の上程と執行部からの説明の後、質疑を行いました。民主改革さいたま市議団からは三神尊志団長が登壇しました。

その後、議案が付託された総合政策委員会では土井裕之委員、武田和浩委員らが質疑をし、採決の結果、起立多数で原案を可決し委員会を通過しました。

 本会議の再開が午後11時50分になったため、日付をまたいで29日に本会議を継続するための会期延長を諮り、阪本克己議長が延会を宣告。


 29日午前0時過ぎの本会議開会後は、委員長報告と同報告に対する質疑を行い、賛成反対それぞれの立場から討論が繰り広げられました。
民主改革さいたま市議団は賛成の立場から、小柳嘉文幹事長が討論に立ちました。

議案の採決は29日未明となりました。


 午前1時25分過ぎから始まった記名投票では、3人の議員の退席により議場出席議員は57人となり、可決ラインは38人となりました。


 採決の結果、賛成48人、反対9人で議案は原案の通り可決されました。
 市は2023年度までに基本計画をまとめ、2031年度をめどに新都心バスターミナルエリアへ本庁舎の移転を目指すとともに、現庁舎地の利活用についても今年度から計画策定に着手します。

 わたしたちの会派の主張や賛成理由は、質疑・討論詳細をぜひお読みください。


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